トランプ絡みの大相場に乗りたい方へ その4

トランプ大統領の政策によるドル安局面を想定して、大相場に乗っかるにはドル売り戦略が基本となります。どこから売るのかというのが非常に難しいところですが、筆者は敢えてテクニカルに頼ってみたいと思います。テクニカルの中でも、フィボナッチ・リトレースメントなど戻り売りに使う際によく用いられるものが良いでしょう。

ドル円直近の高値は、118.66です。そこからある程度の期間でトレンドを見て1最安値との間にある7~8割のポイントが売りエントリーかなと考えています。仮に118円から108円まで10円下げたとしたら、114~116円あたりが戻り売りの目安という具合です。ある程度乱高下しているので、仮に110円を割り込むような状態であっても116円台にタッチするような相場展開は普通にあると思われますので、その指値がヒットすれば儲けものです。ヒットしなければしなかったで、リスクを取らずに済んだと考えるべきです。

では、前々回に述べた「トランプ不在によるドル高」にはどういう戦略で対処するべきでしょうか。


トランプ政権の過激な政策は、各方面でかなりの反発を受けています。その反発の大きさゆえに、やがて「規定外の大統領」というだけでは済まないような事態も起きると思われます。そんな時に懸念されるのが、トランプ大統領が突然不在になるケースです。

あんな性格の人なので、思い通りにならないと分かると突然辞任すると言い出す可能性もあります。そんな時に外為相場で起きると思われるのは、一時的なドル高です。それまでにドル相場がどうなっているのかによっても方向性は分かれると思いますが、それまでにトランプ政権がアメリカ経済にダメージを与えているような状態であれば、先行きの期待感からドル高局面が予想されます。

前回までに解説したトランプ相場によるドル安は戻り売り戦略を提案しましたが、逆にトランプ不在によるドル高については、おそらく突然やってくる相場なので、予測が立ちません。押し目や直近安値で買うというわけにもいかないので、基本は成り行きの順張りで良いのではないかと思います。

その場合はタイト・ストップの損切り注文を入れた上で、上値追いもあまり深く行かない方が得策です。100pisも取れたら上出来というスタンスでいいと思います。