FXトレードテクニック 経済指標を狙え!その1

安い時に買って、高くなったら売る。
高い時に売って、安くなったら買う。

これは相場の基本ですが、これをやるのがいかに難しいことかは、多くの方が実感されていることでしょう。

大きな値動きの中の、ほんの一部を取れればまだ良いほうです。それすら取れず、損ばっかり出しているとボヤいている人が大半です。

そんな方にぜひ知っておいていただきたいトレード術をご紹介していますが、今回もその中の1つです。

名前は特に無いのですが、あえて「重要指標50pips作戦」とでもしておきましょうか。

この名前だけでピンと来た方には説明不要だと思います。

とても確度の高い戦術として知られているので、ぜひとも知っておいてください。

アメリカ雇用統計を筆頭に、発表された直後に相場が大きく動く重要指標があります。

短時間に大相場が生まれやすいのでねらい目であることに違いはないのですが、如何せん相手はプロなので乗り遅れやすいものです。

逆にうまく乗れたとしても激しい値動きなので利食いが乗り遅れることもあります。

かと言って様子見をしていたら、いつしか大相場が終わっていたということもあるでしょう。

そこで一発勝負、重要指標発表の直前に現在レートから上下50pipsずつ離れたところに売りと買い両方の注文をOCOで入れておくのです。

いざ指標発表で大きく動いた時、50pips離れたところでヒットするということは、それだけ大相場になっている証拠です。

OCOなので片方の注文はヒットせず重要指標の相場にうまく乗ることができます。

ただしすでに50pips動いた後なので、これ以上あまり欲張らずに50pips程度でスパッと利食いをしましょう。

おそらく勝負は数分なので、短時間にこれだけ大きく取れるトレード術として活用されています。