ナンピンに関する雑学


前回までナンピンについての戦術を細かく解説してきましたが、今回と次回はちょっと柔らかいお話にしたいと思います。

ここまでナンピンについての解説をお読みになって、「そもそもナンピンってどういう意味の言葉?」と思われませんでしたか?

何となく語感は日本語の雰囲気があるものの、どんな漢字を書くのかもよく分からない言葉です。今回はナンピンの語源と、そこに込められた昔の人の思いをお話ししましょう。

まず、ナンピンというのは日本語です。漢字で「難平」と書きます。

この原稿を書いている時に「なんぴん」と入力すると一発で変換できたので、そんなにマイナーな言葉でもないのでしょう。

当メルマガで、ナンピンを活用したドルコスト平均法について解説しましたが、このナンピンという言葉自体にその意味が少し含まれています。

それは難平という言葉の「平」です。

異なる価格で買いを入れると、やがて取得価格が平均化されるのがドルコスト平均法ですが、これは日本でも古来から頻繁に使われてきた相場戦術です。

しかし、ナンピンはそんなに簡単なものではない。取得価格を平たくするのは難しいという意味で、難平と名づけられたそうです。

今も昔も、ナンピンは決して簡単なものではないということですね。